2006年05月02日

GWだから伝えよう「愛のメッセージ」

いよいよ明日から、GWの後半戦に突入ですね。
すでに9連休の真っ只中だよという人も多いのでしょうか、行き帰りの電車は空いていてなかなか快適です。
でも、やっぱり明日から連休だと考えると嬉しいですね。
大きな旅行に出かける予定はありませんが、日常生活では忘れがちなことでも考えながら、久しぶりにのんびり過ごそうかなと思っています。

さて先日、ある新聞を読んでいたら、社説に『早寝・早起き・朝ごはん』という子どもの教育についての話が載っているのを見つけました。
確かに我々が子どもの頃と比べると、夜更かしをしたり、朝食を食べなかったりする子どもの割合が高まっていて、それは子どものこころや身体の発育に大きな影響を与えており、それが少年少女をめぐる社会問題の背景となっているという側面もあるようです。
だから、GWに家族そろって行楽や外食を楽しむのも良いが、生活のリズムを整える機会とするのも良いのではないか、というのがその社説の主旨でした。

自分自身の生活にリズムをつくり、こころや身体のゆとりを生み出すこと。
これは確かに大事なことですが、それだけでなく子どものうちから愛情とはいったい何なのかを経験させることも、同じくらい大切なことだと思います。
「早寝・早起き・朝ごはん」も大切ですが、そこにどれだけ親や家族の愛情が込められているかも、子どもの成長に大きく影響してくるのではないでしょうか?

「相手に注意を払うこと」「ゆっくり時間をかけること」
とても簡単なことのようですが、これこそが愛情の大きな要素であると僕は考えています。
個人重視の時代のなかで、相手との接触をできる限り抑えた方が良いという考え方を持ってしまうことがしばしばあります。
市場重視の時代のなかで、ゆっくり時間をかけることは損だと考えてしまう傾向が強くなってきています。
確かに核家族化したり、共働きの夫婦が増えたりする一方で、子どもを育てる環境が未整備な点も多く、先日内閣府が発表した国際調査では、子どもを産み育てやすい環境であると答えた人が48%と、日本はずば抜けて最下位でした。

相手に注意を払ったり、時間をかけたりしているヒマなんてないという人も多いかもしれません。
僕も実を言うと、ここで大威張りできるほど大切にできているわけではありません。
でも、それだからこそ相手を見守る視線や時間かけて愛情を育むこころを常に意識しておかなければいけないのではないかと思うのです。

GW前半でもっとも印象が深かったニュースは、やはり横田早紀江さんの下院公聴会での証言でした。
「心身疲れ果てておりますけれども、子どもたちが助けを求めている間は、どんなことがあっても倒れることができません…」
子どもを突然失った親の苦しみ、生存を信じて30年近くも戦い続け、そしてなお世界中の拉致被害者の救済を望む深い愛情。
そういったものがすべて込められた、世界中の人々のこころを大きく動かす愛のメッセージだったのではないでしょうか?

これからGWの連休を楽しむ方の多くは、幸いにも横田夫妻のような悲劇に見舞われてはいないのでしょう。
だからこそ、もし横田さんの証言にこころを動かされたのであれば、身近にいる大切な人々を温かく見守り、時間かけて愛情を育むこころを持ってほしいなと思うわけです。
連休でいろいろなゆとりがあるときにこそ、日常生活のなかで忘れがちなものを思い出してメッセージにして伝えていただきたいのです。

今日は自戒の念を込めた内容になってしまいましたが、みなさん良い休日をお迎えください。
posted by SNR at 19:04| Comment(4) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
社会も変わって来てますからね。私の、中学生の時はまだ、携帯電話を持ってる子なんかいなかったので、まだ良かったのですが、私は2000年4月で高校入学だったので、ちょうど高校の入学祝いで持つって子も多かったです(私は大学から)。
今の子は、持ってないほうが珍しい。私が高校生の時にクラスで持ってない割合より全然高いという現実。。

 福祉の視点から見て、待機児0作戦で小泉さんは言ったようですが、実際は、公立の保育所を減らして、何もなってないんですよね。保育所があるからこそ、安心して働けたり、子供生めたりするはずなのに。実際3人欲しいけど、次の子が保育所入れれないと困るからと、2人で諦めてる人も多いみたいです。

我慢できない子が増えてるっていうのも現実な様ですね。私の中学生の時は、仲間割れをしても、それを周りにあまり知られたくないから、我慢して、苦手な子と付き合ったりとか出来たもの。今の子は、塾であろうと感情むき出し。我慢が出来ないという現状あるみたいですね。

 拉致問題は、本当に早く解決して欲しいですね。横田さん夫妻が元気なうちに、行き来できたりしていることを望むばかりです。
Posted by tweety at 2006年05月03日 00:43
tweetyさん、丁寧なコメントありがとうございます。GWと「子どもの日」もあったので、僕のコメントは子どもの問題にしぼらせていただきたいと思います。ご了承ください。
社会が大きく変わってきたということもありますが、やっぱり親のほうが変わってしまったのだと思います。ありきたりな意見のようですが、どうでしょうね。便利な時代になり、何でも手軽に手に入るようになり、愛情の絆というものも割りと簡単に手に入ると錯覚してしまう傾向にあるのではないでしょうか?「注意」と「時間」をかけることは、かなり忍耐を必要とする作業なのですが…。
それとtweetyさんのご指摘で、過保護の問題に触れるのを忘れていたことに気がつきました。「注意」を払いつつ、ゆっくりと「時間」をかけながら、子どもの自立を促していく。なかなか大変な作業ですが、きっとその困難以上に豊かなものを親の方も得られるんでしょうね。誰もがそんなふうになっていけばいいなと思います。すいません。まだ子どもを持ったことがないので、あまり説得力がないかもしれません。
また、良かったらコメントくださいね。では。
Posted by SNR at 2006年05月06日 02:06
横田御夫妻の我が子を思う気持ちには、心を打たれます。私だったら出来るだろうか?否出来ないと思います。
かつて、「橋のない川」を読み、我が子・我が子を取り巻く子供達・その子等の家族と支え合う人間関係・優しさに、自分にはないものを知り、ショックを覚えました。
また、最近娘が読んでいた本「東京タワー」(?)でも、同じ感想を持ちました。
その大切さに気づいた今、少しずつ子供達に、自分を表現していきたいと思っています。

Posted by 浮き草 at 2006年05月07日 20:34
浮き草さん、コメントありがとうございます。
不勉強な私は『橋のない川』も『東京タワー』もまだ読んでいないのですが、リリー・フランキーを取り上げた「情熱大陸」は見ましたよ。形や言葉ではなかなか見えてきにくい人間関係や優しさ身にしみますね。
ちなみに私はGW直前に大叔母を亡くし、あらためていろいろなことを実感しましたが、ブログで書いたとおり普段はついつい忘れてしまいがちな家族の絆を確認しましたよ。あと、友達の絆もですね。友達もこのブログを見てくれているので、こんなことを書くとちょっと照れくさいですけど(笑)というわけで、なかなか有意義なGWでした。みなさんは、いかがでしたか?
Posted by SNR at 2006年05月08日 14:17
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