姉歯元建築士、木村建設の木村社長と篠塚支店長、総研の内河所長。
今回、国会に呼ばれるのはこの4人です。
正当な理由なく欠席できず、そこでの証言が偽証罪に問われる点で、先週までの参考人招致とは異なります。
もちろん、証人喚問をやるべきだと思いますよ。
ただし、それは事実解明に向けて一定の前進があるという前提での話です。
しかも、日本全国に蔓延している不安解消に向けた事実解明こそがもっとも大切なのです。
以前のブログにも書きましたが、
一連の参考人招致や証人喚問では、自民党が本当に国民の生活を守る改革政党になったかどうかが問われているのです。
今年の総選挙で自民党は改革政党に生まれ変わったと胸を張りました。
つまり、今までの政官財の癒着にまみれた抵抗勢力とは手を切ったというわけです。
本当にそうなのでしょうか?
今回のことでも、政治献金の話や複数の政治家の話が取り沙汰されています。
証人喚問のやり方をめぐっても、自民党には消極的な姿勢が目立っています。
そもそも国会議員が証人喚問を行うことができるのは、彼らが「国政調査権」というものを持っているからです。
これは国民の代理として議員が調査を行うということを意味します。
そうです!
以前にも「牛肉だけでなく、ついにマンションまで全棟検査か?」という記事で書いたように、これはまさに代理委任関係なんですよ。
だから、国会議員がちゃんと国民の代理となって仕事をしているか、僕たちはちゃんと監視をする必要があるのです。
またもや病気などを理由に欠席というのが、明日予想される最悪の展開でしょうか?(医師の診断書など正当な理由があれば許されるのです)
あるいは、姉歯氏、木村・篠塚氏、内河氏が、それぞれに整合性のない話をして何となく煙に巻かれてしまうこともあり得そうですね。
もっともあり得そうなことは、質問が細部に入りすぎて全体像がさっぱり解明されないことでしょうか?
確かに個々の責任を追及することも大事ですよ。
でも、国会は刑事責任を追及する場ではないのです!
なぜ国会で追及が行われるかといえば、この問題が一部のマンション住民やホテル経営者の問題でなく、国民全体の問題だからなのです。
いま日本中で起こっている不安解消に役立てるために、全体像が明らかとなるような質問をしなければいけないと思うのです。
国会議員が悪を懲らしめる正義の味方ぶったパフォーマンスをする場ではないのです!
さて、本日は今までのまとめみたいな内容になってしまいましたが、
明日は証人に立つ人たちの発言だけでなく、我々が選んだ国会議員がちゃんと期待に応える仕事をしてくれているかどうかも合わせて見守りましょう。
証人喚問を見てのみなさんの感想、お待ちしております。
追記(12月15日お昼):
今朝から、いくつかのブログを回ってみたりしましたが、
案の定、という感じだったようですね…。
スナッチャーさんのコメントにありますが、
特に自民党の渡辺議員はひどかったみたいですね。
しかも、今朝の朝刊社説で議員の質問力に触れていたのは「毎日新聞」だけでした。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20051215k0000m070149000c.html
引き続き、この問題へのコメントお待ちしております。
ひとまずは、こんなところで。
さらに追記です。
2006年1月17日の証人喚問については、「耐震偽装問題で国会に望むこと」へどうぞ。
ライブドア問題も含めた記事は、「命や生活に関する問題を忘れてしまったのですか?」になります。(リンクがつながっています)
小嶋社長は「刑事訴追の恐れありなので証言拒否」を続けまくってます。
嘆かわしいかぎりですね。




日本では構造建築士の地位があまりにも低いようですね。姉歯氏がしたことはとんでもないことですが、同情の余地がないとも言えません。最後の良心を発揮してもらいたいですね。
みなさん、証人喚問の放送または報道を見た後の感想も、是非よろしくお願いいたします。
あと、今後浅田農園の時みたいにならないよう祈ってます。
なるほど。質問の一般公募は面白いかもしれませんね。いずれにしても、ちゃんと証拠を揃えて質問を組み立てる国会議員の手腕が問われるわけですが…。
鳥インフルエンザのときの話ですね。浅田農園のようにはなっていけませんね。今回の証人喚問は、刑事的責任や道義的責任を追及する場ではないですからね。あくまでも求められているのは説明責任なんですから。もちろん、それぞれの責任は重なる面がたくさんありますけども…。
証人喚問、関係者を並べて質問しないようにしたのは、間違いでしたね。
質問に重複が多くて・・もう一度、オジャマモンも呼び出して再度喚問してほしいです。
その時は、自民党の渡辺氏は、外してください。
TBお返ししました。
自民党…何のために数が増えたのかさっぱり解らない。
テトリス議員がたらたら自分の意見ばっかり述べて、ああ!時間がもったいない!!!
質問者が民主馬淵氏みたいな人ばかりが追求していけばすぐに崩せる星だと思うんですが、ダメ議員が多すぎるよ…
案の定ですね。追記にも書きましたが、そういう事実をちゃんと伝えない新聞も問題ですよね。
SNRさんの書かれているように
「国会議員がちゃんと国民の代理になって仕事をしているか、僕たちはちゃんと監視する必要があるのです」には同意見ですし
証人喚問等は日頃見えにくい国会議員の実力を見るにもいい機会だとも思いました
他の方からも酷評をされている自民党渡辺議員も選出したのは有権者です
その議員を党の代表として質問の場に立たせたのは自民党であり
多くの人が投票した政党であるのも事実です
次の選挙で国民の代理として立派に仕事の出来そうもない人に投票しないということも我々有権者の責任だとも思います
立派に仕事の出来ない人を党の代表として送り出すような政党にもですね
まったく同感です。なかなか国会中継なんて見ないですからね。良い機会になったとは言えますね。でも、もしかしたら4年後までないかもしれない選挙まで、みんな覚えていられるでしょうか?ちょっと不安にもなりますね。
確かに今回のことを4年後まで覚えていて投票する人がどれくらいいるかには不安を覚えますが
それ以外にもこれからの4年間に我々が選ぶ基準となるであろうことはたくさんあるとも思います
強度偽装問題も大事ですが
国の財政問題はこの国を倒壊させてしまうかもしれないぐらい深刻でもあるとも思います
一人でも多くに人がくだらないしがらみなどで投票しないこともとても大事なことだと私は思いますし
それは選ぶ側の責任の重さでもあると思っています
おっしゃるとおり、財政問題は重要ですね。選ぶ側の責任についても、同感ですよ。
そこら辺については、本日また記事をアップしますので、良かったらご覧になってください。