2006年01月17日

命や生活に関する問題を忘れてしまったのですか?

2006年1月17日。
ライブドアのニュースによって後ろに隠れてしまった大事なニュースを、みなさん忘れてしまったのでしょうか?
そうです。
今日は阪神大震災からちょうど11年に当たります。
あの世間を震撼させた宮崎勤事件の最高裁判決が出る日でした。
そして、耐震設計偽装問題の国会証人喚問が行われる日でもありました。

しかし、昨日の夕方からテレビのトップニュースはライブドアです。
ブログの記事などは圧倒的にライブドアです。
確かにライブドア株はストップ安で596円まで下落しました。
売り注文は全然さばけていないようですから、ますます下落することは間違いないでしょう。
昨年の夏の総選挙で、「改革」Tシャツを着ていたのは誰だったのかと言いたくもなります。
今後の株式市場やM&Aのやり方などに大きな影響は与えるでしょう。
それでも、多くの国民にとって本当に大事なことは何なのか?
もう一度、考えてみる必要があると思います。

補佐人との相談35回、証言拒否30回。
今日、国会で行われた証人喚問でヒューザー小嶋社長の証言内容です。
誰がどう見ても時間稼ぎや実態隠しにほかなりませんでした。
ちょっとした事実について聞かれても、本人が最初に行った証言について確認を求められても、「刑事訴追を受ける恐れがあるのでお答えできません」と繰り返すばかりだったのです。

小嶋社長の不実を責めることは簡単です。
でも、その前にもう一度よく考えてみましょうよ。
ここまで小嶋社長の証人喚問を拒み、引き延ばしを続けてきたのは自民党だったわけです。
これでは自民党が実態隠しに加担したと言われても仕方のないことでしょう。

皮肉にも証人喚問は阪神大震災と同じ日となってしまいました。
本来であれば、地震でお亡くなりになった方たちを追悼して、二度と地震で簡単に倒れるような建物を建てないということをあらためて誓う日となるはずでした。
しかし、ライブドア騒動に注目が集まるなか、疑惑がますます深まるだけの証人喚問になってしまったわけです。

今日、宮崎勤被告の上告が最高裁で棄却され、一審・二審の死刑判決が確定しました。
もちろん、大きなニュースです。
もうひとつ、大事なことを忘れていませんか?
昨年末に起きた栃木の小1女児殺害事件は未だに解決していないことを。

宮崎勤の事件は、あまりにも身勝手で残忍な犯行で、世間を文字通り震撼させました。
その後相次いで起こる幼女誘拐殺人事件や劇場型殺人事件野の、まさに原型とでもいうべき事件でした。
宮崎事件の判決は、今後こうした犯罪を抑止していく上でも大変重要なものなのです。
本来であれば、この事件をもう一度振り返り、現在も解決されていない事件と子どもの安全について考えてみる日となるはずでした。
どうして、こういう大事な事件について忘れてしまうのでしょうか?

繰り返しますが、ライブドアへの強制捜索がくだらないと言っているわけではないのです。
ほかにも国民の命や生活がかかっている大事な問題があると言っているのです。
株価やM&Aや経済よりも、もっと身近で大事な問題があるということを。
posted by SNR at 19:55| Comment(15) | TrackBack(19) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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