2006年01月16日

耐震偽装問題で国会に望むこと

明日、17日に証人喚問が開かれてヒューザー小嶋社長への質問が行われます。
19日には、四ヶ所氏などに対する参考人質疑が開かれ、
20日からは通常国会が召集されます。

耐震偽装問題については、これまでも何度も書いていますが、
国会の証人喚問などの最大の目的が、「国民に対する説明責任」の追及であることは言うまでもありません。
「国会証人喚問に茶番劇は必要ないですから!」にも書いたように、国民に対する説明責任は刑事責任や道義的責任と同一のものではありません。
もちろん、偽装を誰が主導したのかを明らかにしていく必要はありますが、
業界全体に蔓延していたと思われる体質を炙り出すことが最終目標であることを忘れてはならないのです。
その際に建設業界にとどまらず、国土交通省や政治家も含めた全体像に迫ることが求められているわけです。
当然、自民党は及び腰なわけですが…。

ともかく、早急に求められているのは国民の安心と信頼を回復することです。
建築基準法を含めて、検査体制の問題点はすべて見直してもらわなければなりません。
これは罰則規定を重くするくらいで済まされる問題ではないわけです。
通常国会でも引き続き建築業界全体にメスを入れ続けていただきたいものです。

さて、こう書いている間にライブドア本社への家宅捜索のニュースが大きく流れています。
東京地検特捜部は今回「風説の流布」の容疑がかかっている買収だけでなく、その他の買収もにらんで捜査を始めているようです。
これまでライブドアが行ってきた、M&Aを繰り返すことによって株価を上げて成長するという手法に、今後どんな影響があるのでしょうか?
注目すべき問題だとは思いますが、これで明日行われる証人喚問のニュース価値が大きく下がってしまったことに危機感を感じます。

国会での議論は、まだまだ始まったばかりです。
おそらくIT企業によるM&Aのターゲットにされたテレビは、ライブドア関連のニュースに多くの時間を割くでしょう。
耐震偽装の問題は、より国民の生活に直結している大きな問題です。
国会もメディアも、そこのところを間違えないようにしていただきたいと思います。

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posted by SNR at 20:46| Comment(7) | TrackBack(6) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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