2006年01月12日

大人は数字が好きで困ります!

ついこの間、省庁の看板をかけかえたと思ったら、
もう、永田町では省庁再々編が噂されているようです。
前回、1府22省庁を1府11省庁に半減したわけですが…。

半減というと、どこかで似たようなフレーズを聞いたことがありますね。
現在31ある特別会計を、半分または3分の1程度に削減という話です。
政府系金融機関についても、民営化や地方移管によってひとつにするとかしないとか…。
一見すると悪くない話のように聞こえますが、問題は数の削減ではないわけですよね。

大人は数字が好きだ。
新しくできた友人のことを話すとき、大人はほんとに大事なことは訊かない。
「どんな声の人?」「一番好きな遊びは何?」「蝶のコレクションをする人」などとは絶対に訊かない。
「その人はいくつ?」「兄弟は何人?」「体重は?」「お父さんの収入は?」などと訊く。
それでどんな人かわかったつもりになる。


再びサン=テグジュペリの『星の王子さま』からです。
本当に大事なことが、行政や予算の効率化であることは言うまでもありません。
しかし政治家の口から出てくるのは、数合わせの話ばかりのような気がします。

最近の選挙ではマニフェストが定着してきたと言われています。
そして、マニフェストは具体的な数値目標や年限を示して提示すべきだとも言われます。
確かに分かりやすさだけでなく、後々、マニフェストの内容が達成されたかどうか検証するためにも、これらの数字は大切なのでしょう。
でも、その数字の奥にあるものをちゃんと見ないと、有権者がきちんと選択したということにはならないのではないでしょうか?

省庁再々編が囁かれる背景には、昨年から世間を騒がせている「通信と放送の融合」があるそうです。
新しい時代に対応するためには、「情報通信省」といった新しい省庁をつくらなければならないと言われています。
確かにそうなのかもしれません。
しかし、何かと縄張り争いの多い霞ヶ関で、どうしたら効率的に行政が機能する体制をつくれるか。
しっかりと問われなければなりません。
特別会計についても、わかりにくい仕組みはすべてやめて、歳入の一元化してムダをなくしてほしいと思っているわけです。

昨日は「大人になるとは」というような話をしましたが、
大人になって失ってはいけないことも、たくさんあるわけです。
数字だけに目を曇らされないように、しっかりと政治を見極める目を持ち続けたいですね。
posted by SNR at 19:24| Comment(23) | TrackBack(7) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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