2005年12月16日

注文の多い料理店では困るのです!

先日、「SNRが斬る今年の重大ニュース!総選挙:どっちの『改革』ショーは自民党の圧倒的勝利に」という記事のなかで、僕は総選挙を「どっちの料理ショー」にたとえてみました。
そして、選挙後の自民党がどんな料理をどんな料理店で出してくれるのかに注目したいと述べました。
世間の関心が耐震設計偽装問題に向いている間に、店の奥にある厨房で何が行われているかをちゃんと見ましょうと…。

早速、出てきましたね。
政府与党が来年度の税制改革大綱を決定しました。
日本がこれだけの借金を抱えているわけですから、ある程度の増税は致し方ないとは思っていますよ。
でも、それはあくまでも歳出削減や国民への説明があっての話ではないですか!

それにしても、日本の税制にはどんな思想とか哲学のようなものがあるのでしょう?
第3のビールやたばこへの増税、あるいは定率減税の廃止が問題になっていますが、
多くの国民に納得してもらうためには、やっぱり筋の通った考え方が必要じゃないですか。
唯一ある思想といえば、「とりやすいところからとること」
これだけしかないような気がしてならないのです。

そもそも嗜好品のなかでも、酒とたばこだけになぜ税金がかかるのか?
子育て支援への出費と言うならば、誰のどのような給付と負担のバランスで運営しようとしているのか?
将来の消費税アップでも、道路特定財源の一般財源化でも良いですよ。
どういう社会像と、どういう思想をもって、国の歳出と国民の負担を考えているのか、まったく見えてこないと思うのは僕だけでしょうか?

税金の問題だけではありません。
米国産牛肉の輸入解禁、自衛隊イラク派遣の延長、そして自民党憲法草案の「国を愛する義務」等々…。
選挙で大勝した自民党が厨房の奥でやっていることはどうでしょう?

確かに国民は総選挙で自民党料理店に注文をしましたよ。
でも、これでは注文を出しているのは自民党の方じゃないですか!
今回の増税も、まずは高い料金を前払いでもさせようという算段なのでしょうか?
最後は我々が食べられてしまうなんてことにはならないのでしょうか?

「国民からの注文の多い料理店」なら結構です。
でも、不況という山の中をさまよい歩いた末に飛び込んだレストランが、
「国民への注文の多い料理店」では困るのです!

自民党が「山猫軒」にならないように監視すること、
そして、逆に自民党に次々と注文をぶつけること。
我々はこのことを忘れてはならないのではないでしょうか?
posted by SNR at 19:20| Comment(30) | TrackBack(18) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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