2005年11月20日

プロフェッショナリズムはどこへ消えたのか?

庶民の夢であるマイホームは泡と消えるのでしょうか?

耐震設計強度に関する書類が偽造されていた事件です。
低金利やら、都心の地価下落やら、不動産投資信託やらで、
『日経ビジネス』誌で「マンションバブル」などという特集が組まれる昨今。

投機的な不動産投資はともかくとして、
一般の庶民からすれば、マンションは一生の買い物です。
その大事なマンションが、嘘のデータに基づいて建築されていたなんて…。
「土地神話」というのは知っていたけど、まさか「建物神話」なんてものがあったとは驚きでした。
建物が安全というのも神話だったんですね。

それにしても、本当に発覚した21棟だけのことなのでしょうか?
とてもそうは思えませんよね?
だって、問題が発覚したマンションの強度は、
下手をすると本来の3割だったと言うんですよ!!!

わかりやすい例でいきましょう。
90分の試合で63分何もせずに遊んでいるサッカー選手(笑)
朝9時に会社に来ても11時22分に帰っちゃう会社員Σ( ̄口 ̄)

時間で考えるのに抵抗がある人は、
100軒中30軒しか新聞を配らない配達員(理論上、3〜4日に一度は配達される)

まさかっ!
今年のイチローの打率と一緒だなんて思ってませんよね!!!
( ̄□ ̄;)

そんな重大な手抜きを、
設計者も施行業者も検査機関も気がつかないなんてあり得るんですか!!!
みなさんだって同僚が7割も手を抜いた仕事をしたら気がつくでしょ!
本当に気がつかないとしたらプロ失格ですよ。

それにしても、最近の日本では、
プロフェッショナリズムがどんどんと廃れてしまっているような気がしませんか?
日本人ってもっと「匠の技」みたいなものに対するプライドがあったと思うのですが…。

記憶に新しいところではJR西日本の事故ですよ。
自動車会社のリコールも、医療事故も、教師のハレンチ事件も…。
みんな職業に対するプライドが消えてしまったとしか思えないじゃないですか!

「コスト削減」とか「社会的責任」みたいな言葉、
それ自体は決して悪いことじゃないですよ。

でもですよ!
コストを削っても肝心なところを失ってしまったら本末転倒でしょう!
「責任」を意識しても、それをたらい回しして回避しようとするのでは何の意味もないでしょう!


「信頼」と「誇り」
経済や社会がどんなに進化しても必要なもの。
こういった価値観をもう一度見直してほしいものです。
posted by SNR at 11:41| Comment(1) | TrackBack(4) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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